毎年2月10日、11日には、豊橋市の安久美神戸神明社にて【豊橋鬼祭】が開催されます。
豊作と厄除けの祭りで、1000年以上も前から毎年行われています。
11日に行われるクライマックスの「天狗と赤鬼のからかい」には、大勢の人が訪れます。
これは、昔、いたずらをする赤鬼をこらしめようと天狗が来て、何度も天狗に挑戦しても敵わない赤鬼は自分の非を悟り、
持っていた白粉餅や雑穀の粉で、罪・けがれを祓い清めて里人に償いをした…という話が由来です。
赤鬼は「アーカーイ」と叫び、白い粉とタンキリ飴を撒きながら神明社をでて、町中をめぐります。この時期は、町のあちこちが白く染まります。
本祭の11日は、町中を走り回る赤鬼や天狗の位置をスマートフォンで確認できるアプリ「おにどこ」もありますので、スマートフォン片手に赤鬼、天狗を町中探してみるのも楽しいかもしれません。
また、このタンキリ飴を食べると厄除けになり、夏病みをしないといわれています。
なお、本年度は新型コロナウィルス感染予防のため、関係者のみの開催となり、一般参拝者は立ち入り禁止で催行されました。来年は例年通りの開催ができることを願っています。
数年前にからかいを見に行った時の写真を何点か掲載します。※写真は一部ぼかし加工しています。






